大手シロアリ業者は高い?アサンテ・ダスキン・サニックスの3社を比較

業者を選ぶ

名前を知っている大手に頼めば安心だと思うけど、そのぶん高いのかな…

この記事では、大手シロアリ業者3社について解説します。

調べてわかったのは、大手3社も料金を公式サイトで公開していないという点です。

つまり金額の面では、中小の業者と条件が変わりません。

大手が高いかどうかは、比べる相手がいて初めて判断できます。

シロアリ110番は全国47都道府県で受け付けているので、比べる1社をそろえるところから始められます。

比べる相手を1社そろえる

結論:大手3社の違いは、確認できる情報の量にある

まず、3社の公式サイトで何がわかるのかを整理します。

まずは、3社に共通している部分から順に見ていきます。

3社に共通する点と分かれる点

大手と呼ばれる3社は、いずれも会社の規模と実績を前面に出しています。

ただし公式サイトで確かめられる情報の量は、3社のあいだでかなり差があります。

いちばん情報が多いのがアサンテ、少ないのがサニックスでした。

ここで言う情報の量とは、対応エリア・保証・施工体制などが公式サイトに書かれているかという意味です。書かれていないからといって、対応していないわけではありません。あくまで、問い合わせる前に自分で確かめられるかどうかの差です。

問い合わせる前に確かめられることが多いほど、聞くべきことを絞って話ができます。

逆に情報が少ない相手には、電話の段階で条件を細かく聞く必要が出てきます。

聞き漏らすと、あとから条件が違ったと気づくことにもなりかねません。

3社の条件を表で確認する

ここでは、公式サイトで確かめられた内容だけを並べています。

書かれていない項目は、推測せずそのまま記載なしとしています。

項目アサンテダスキンサニックス
対応エリア東北〜九州全国の店舗一覧を掲載記載なし
料金記載なし工法別の標準料金あり記載なし
保証期間内は年1回の定期点検バリア工法は効果5年・毎年1回無料点検記載なし
施工体制自社施工と表記店舗ごとに対応記載なし
協会の会員日本しろあり対策協会記載なし記載なし
調査・見積もり床下診断は費用なし記載なし見積もりの流れを掲載
各社公式サイトの記載をもとに作成(2026年8月時点)

表を見ると、大手だから情報が多いとは限らないことがわかります。

会社の規模と、公式サイトの書き込みの細かさは別の話です。

まずはこの表で、自分が気になる項目が公開されているかを確かめてください。

料金はどこも公開していない

大手なら金額が明朗だろうと思われがちですが、実際は違います。

アサンテとサニックスはシロアリ防除の金額を公式サイトに載せていません。

ダスキンは工法ごとの標準料金を掲載していますが、単位の記載がありません。

ダスキンの標準料金は、バリア工法とベイト工法で桁が違います。1平米あたりなのか一式なのかが書かれていないため、そのまま他社と並べることはできません。実際の金額は問い合わせで確認してください。

つまり金額を知る手順は、大手でも中小でも変わりません。

床下を実際に見てもらい、見積もりを出してもらうところからになります。

目安を持ってから問い合わせると、出てきた金額をその場で判断できます。

相場の全体像はシロアリ予防の費用相場で整理しています。坪数と工法で金額の幅が変わるので、条件をそろえて読むのがコツです。

大手3社それぞれの特徴

ここからは3社の公式サイトの記載を、順に確認していきます。

掲載しているのは順位ではなく、単なる紹介順です。

アサンテ:情報の開示がいちばん細かい

株式会社アサンテは、東証プライムに上場している会社です。

公式サイトには東北から九州まで対応すると記載されています。

施工については自社施工と表記しており、床下診断と見積もりは費用がかかりません。

項目内容
会社名株式会社アサンテ
上場市場東証プライム
対応エリア東北から九州まで
施工体制自社施工と表記
保証保証期間内は年1回の定期点検(年数の記載なし)
加入団体公益社団法人 日本しろあり対策協会の会員
調査・見積もり床下診断・見積もりは費用なし
料金公式サイトに記載なし
公式サイト株式会社アサンテ
株式会社アサンテ公式サイトの記載をもとに作成(2026年8月時点)

保証の年数は書かれていないので、見積もりのときに直接聞く必要があります。

床下診断の費用がかからないと明記されているので、聞くだけなら負担はありません。

農協との関わりについてはアサンテと農協の提携は本当かで解説しています。

提携があること自体は事実ですが、金額の条件が変わるとは限らない点に注意してください。紹介の経路がどこであっても、見積書の中身を確かめる手順は同じです。

ダスキン:工法ごとに標準料金を掲載

ダスキンのシロアリ対策は、ターミニックスというサービス名で提供されています。

3社のなかで唯一、工法ごとの標準料金を公式サイトに掲載しています。

ただし単位が書かれていないため、金額をそのまま他社と比べることはできません。

項目内容
サービス名ダスキン ターミニックス
扱う工法バリア工法とベイト工法の両方
料金工法ごとに標準料金を掲載(単位の記載なし)
保証バリア工法は薬剤の効果が5年間持続と記載
点検保証期間中は毎年1回、無料でハウジングチェック
対応エリア全国の店舗一覧を掲載
公式サイトダスキン ターミニックス
ダスキン公式サイトの記載をもとに作成(2026年8月時点)

薬剤をまかないベイト工法も選べるので、工法から選びたい方には候補になります。

小さなお子さんやペットがいる家では、この選択肢があること自体が判断材料になります。

費用の考え方はダスキンのシロアリ予防費用で整理しています。

標準料金は下限の表示なので、実際の金額は床下の状態によって上がります。単位の記載もないため、他社と並べる前に条件をそろえておいてください。

サニックス:シロアリ以外も扱う総合会社

株式会社サニックスは、福岡市博多区に本社を置く会社です。

シロアリ消毒として、予防と駆除の両方を扱っています。

一方で、公式サイトから読み取れる条件は3社のなかでいちばん少なめでした。

サイトに書かれていないだけで、聞けば答えてもらえる項目もあります。問い合わせのときにまとめて確認しましょう

対応エリア・保証・料金のいずれについても、公式サイトには書かれていませんでした。

そのため、検討するなら問い合わせが前提になる相手です。

他社の見積もりを先に持っておくと、聞くべきことがはっきりします。

大手に頼むと何が違うのか

料金が読めないなら、大手を選ぶ意味はどこにあるのかを整理します。

まずは、拠点の数がどう効いてくるかの話からです。

拠点の多さが日程の取りやすさにつながる

大手の分かりやすい強みは、対応できる地域の広さです。

アサンテは東北から九州まで、ダスキンは全国の店舗一覧を公開しています。

近くに拠点があれば、移動の時間が短いぶん日程を合わせやすくなります。

ただし、地域を限定している会社のほうが動きが早い場合もあります。全国対応かどうかより、自宅の近くに担当する拠点があるかを確かめるほうが実際的です。対応できる範囲の広さと、来てもらえるまでの早さは別の話だからです。

問い合わせのときに、どの拠点が担当するのかを聞いておくと見通しが立ちます。

担当する拠点がわかれば、その拠点の評判も自分で調べられます。

同じ会社でも、拠点によって対応の印象は変わることがあります。

施工したあとの点検が制度として続く

もうひとつの強みが、施工後の点検が仕組みになっている点です。

アサンテは保証期間内に年1回、ダスキンは保証期間中に毎年1回の無料点検と記載しています。

床下は自分で見に行けない場所なので、定期的に人が入る意味は小さくありません。

大手を選ぶ理由になる点確認するときの聞き方
対応できる地域が広い自宅を担当する拠点はどこか
施工後の点検が続く点検は何年続くのか
会社が長く続いている保証の年数が終わるのはいつか
大手を検討するときに聞いておきたい項目を整理した表

これらは金額とは別の軸で価値になる部分です。

そのぶんの費用を払う意味があるかは、見積もりを見てから判断できます。

大手を選ぶときに知っておきたい3つのこと

規模の大きさが、そのまま条件の良さになるわけではありません。

まずは、いちばん気になる料金の話からです。

料金が非公開なのは中小と同じ

大手を選べば金額が明快になる、というわけではありません。

むしろ単価を公式サイトに載せているのは中小の業者に多いのが実情です。

金額を先に知りたい場合は、公開している会社から当たるほうが早く進みます。

単価や定額プランを公開している会社なら、自宅の広さがわかれば問い合わせる前に目安を計算できます。その金額を持って大手に見積もりを頼めば、高いか安いかをその場で判断できます。逆の順番だと、出てきた数字を受け入れるしかなくなります。

この順番で進めると、大手の見積書を読むときの物差しができます。

順番を逆にすると、提示された金額が妥当かを判断できないまま話が進みます。

候補はシロアリ予防業者おすすめの比較で整理しています。

訪問や点検がきっかけになる場合がある

大手でも、床下の点検をきっかけに契約の話が進むことがあります。

国民生活センターは、住宅の点検をきっかけにした契約の相談事例を公表しています。

参照:独立行政法人 国民生活センター「住宅の点検商法」

会社の規模にかかわらず、その日のうちに決めなければならない理由はありません。見積書を受け取ったら「他社の見積もりも見てから決めます」と伝えて持ち帰れば十分です。断りにくく感じても、この一言で通ります。

気をつけたい進め方は訪問販売で契約前に見抜く10の注意点にまとめています。

持ち帰って比べる時間を取るだけで、判断のしかたが大きく変わります。

急がされること自体が、その場で決めさせたい意図のあらわれでもあります。

保証は年1回の点検とセットになっている

アサンテもダスキンも、保証について定期点検に触れています。

アサンテは保証期間内に年1回、ダスキンは保証期間中に毎年1回の無料点検と記載しています。

つまり、施工したら終わりではなく毎年の立ち会いが前提になります。

毎年来てもらえるのは安心だけど、そのたびに時間を空ける必要はあるんだ

点検を受けないと保証が続かない場合もあるので、条件は書面で確かめてください。

年1回の立ち会いが負担になりそうなら、その点も含めて考えておきましょう。

年数ごとの考え方はシロアリ予防の5年保証と10年保証の値段で整理しています。

大手以外の選択肢とどう比べるか

大手が高いのかどうかは、比べる相手がいて初めてわかります。

まずは、比べるための基準の作り方からです。

相見積もりで基準を作る

大手1社だけの見積書では、その金額が妥当かどうかは判断できません。

同じ条件でもう1社から見積もりをもらうと、差がはっきり見えます。

比べるときは金額だけでなく、工法と作業範囲もそろえて確認してください。

そろえる項目確認するポイント
工法薬剤をまく方法か、まかない方法か
施工する面積何平米に対しての金額か
作業の範囲玄関まわりが含まれるか
保証年数と、点検の条件
追加費用発生する条件が書かれているか
見積書を見比べるときの項目を整理した表

工法の違いはシロアリ予防のバリア工法とベイト工法の違いで解説しています。

工法が違う見積書を金額だけで並べると、判断を誤りやすくなります。

シロアリ110番は全国47都道府県で受け付けており、床面積を選ぶだけで概算が見られます。

床面積を選ぶだけで概算が出る

大手以外の候補は別記事にまとめている

大手3社以外にも、条件を公式サイトで確認できる業者があります。

なかには坪単価や定額プランを公開している会社も含まれます。

対応エリアと料金の示し方で絞り込めるよう、別の記事に一覧をまとめました。

地域が限られる代わりに条件が細かく公開されている会社もあれば、全国対応で単価を出している窓口もあります。大手と並べるとき、この違いが判断材料になります。どちらが良いというより、自分がどこを重く見るかで決まる部分です。

街角シロアリ駆除相談所は対象の15都府県なら、選択式のフォームで業者を紹介してもらえます。

入力は選ぶだけなので、比べる相手を増やす手間はほとんどかかりません。

対象の15都府県ならもう1社

大手が向いている人と、別を検討したい人

ここまでの内容を、自分の状況に当てはめて整理します。

まずは、大手が合いやすい場面のほうから見ていきます。

大手が向いているケース

大手の強みは、地域の広さと施工後の点検が続く仕組みでした。

そのため長く住む予定の家で、任せきりにしたい方には合いやすくなります。

次のような条件に当てはまるなら、候補に入れる価値があります。

  • 同じ家に長く住む予定がある
  • 毎年の点検を受ける時間が取れる
  • 薬剤をまかない工法も選びたい
  • 地方に住んでいて近くの業者が少ない

特に4つ目は、対応できる地域の広さがそのまま効いてくる場面です。

近くに選べる業者が少ないほど、全国に拠点がある会社の価値は上がります。

選択肢が限られる地域では、対応してもらえること自体が大きな条件になります。

別の選択肢も見たいケース

一方で、大手にこだわらないほうが進めやすい場面もあります。

いちばん多いのが、問い合わせる前に金額の目安を知りたいという場合です。

大手3社はいずれも料金を公開していないため、この希望には応えられません。

毎年の点検で人が来るのが負担に感じる方も、条件を絞って選んだほうが納得しやすくなります。点検の頻度と期間は、契約前に書面で確かめておきましょう。立ち会いが必要かどうかもあわせて聞いておくと安心です。

金額を先に知りたい方は、単価を公開している会社から当たるのが早道です。

シロアリ110番は全国47都道府県に対応し、床面積を選ぶだけで概算を確認できます。

名前を入れる前に金額がわかる

大手シロアリ業者に関するよくある質問

最後に、大手を検討している方からよく出る質問をまとめました。

Q
大手のほうが料金は高いのですか?
A

3社とも金額を公式サイトに公開していないため、比べる前に高いとは言えません。

見積もりを取って、他社と並べてはじめて判断できます。

詳しくは料金はどこも公開していないをご覧ください。

Q
大手なら施工の品質は保証されますか?
A

会社の規模と施工の質は別の話です。

保証の年数と適用条件を書面で確かめるほうが、判断材料としては確実です。

確認する点は保証は年1回の点検とセットになっているにまとめています。

Q
3社のなかで情報がいちばん多いのはどこですか?
A

公式サイトで条件を確かめられる項目が多かったのはアサンテでした。

ただし、書かれていないから対応していないという意味ではありません。

3社の比べ方は3社の条件を表で確認するで整理しています。

Q
薬剤をまかない工法は大手でも選べますか?
A

ダスキンはバリア工法とベイト工法の両方を扱っています。

自宅で採用できるかは、現地調査のときに確認してください。

詳しくはダスキン:工法ごとに標準料金を掲載をご覧ください。

Q
大手以外の業者はどこで比べられますか?
A

条件を公式サイトで確認できた業者を、別の記事に一覧でまとめています。

対応エリアと料金の示し方で絞り込める作りにしました。

進め方は大手以外の候補は別記事にまとめているで説明しています。

まとめ:大手かどうかより、見積もりを2社並べられるかで決まる

大手3社を調べてわかったのは、料金がどこも公開されていないことでした。

つまり金額を知る手順は、大手でも中小でも変わりません。

知っている名前かどうかで決めると、金額が妥当かは最後までわかりません。

比べる相手が1社あるだけで、見積書の読み方がまったく変わります。

まず比べる相手を1社作ってみよう

床下の傷みは考えている間も進むので、確かめるのは早いほど選べる手が残ります。

シロアリ110番は全国47都道府県に対応し、受付も24時間365日で動いています。

受付は24時間365日
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