一軒家のシロアリ予防費用は?戸建ての条件で変わる5つのポイント

費用・見積もり

うちは戸建てだけど、家の広さで金額はどれくらい変わるんだろう…

この記事では、一軒家のシロアリ予防費用がどう決まるのかを解説します。

結論からお伝えすると、効いてくるのは延床面積ではなく1階の面積です。

床下の処理が中心なので、上の階の広さは関係してきません。

自宅の条件がどう出るかは、床下を見てもらえばはっきりします。

シロアリ110番は全国47都道府県に対応し、受付も24時間365日で動いています。

受付は24時間365日

結論:延床ではなく1階の面積で決まる

まず、戸建てで金額を左右するものを整理します。

まずは、どこの面積が使われるのかという話からです。

金額を左右するのは床下の広さ

シロアリ予防の作業は、床下が中心になります。

そのため、作業する面積は1階の床面積で数えるのが自然です。

2階や3階の部屋の下に床下はないため、そこは対象になりません。

ところが、業者によっては延床面積で見積もりを出すことがあります。延床40坪で1階が20坪の家なら、どちらで数えるかで作業量の見方が2倍変わります。見積もりを比べるときは、この点をそろえるところから始めてください。

実際、1階の床面積を基準にすると明記している業者もあります。

関西で10年保証を出しているテコラは、1階の床面積で料金を決めています。

金額が決まる仕組みはシロアリ予防の費用相場で解説しています。

条件を表で確認する

戸建てで金額に効く条件を、確認する順番で並べました。

気になる項目があれば、そのリンク先から読み進めれば十分です。

条件金額への効き方くわしく読む
1階の床面積いちばん大きく効くポイント1
基礎の種類工法の選択肢が変わるポイント2
床下の高さ・点検口作業のしやすさが変わるポイント3
玄関・浴室まわり別の処理が必要になることがあるポイント4
増築した部分面積の数え方に影響するポイント5

下の3つは、床下に潜ってみないとわからない部分です。

シロアリ110番なら床下を見たうえで、自宅の条件を教えてもらえます。

床下を見てから判断できる

平屋と2階建てで金額が違う理由

同じ延床面積でも、平屋と2階建てでは条件が変わります。

平屋は延床面積がそのまま1階の面積になるためです。

2階建てなら、その半分ほどが床下の面積になります。

延床が同じでも、平屋のほうが床下は広くなります。金額が高く見えても、作業する面積が違うだけということがあります

つまり平屋のほうが金額は上がりやすいという関係になります。

これは業者の言い値ではなく、作業する面積の違いによるものです。

30坪の家については30坪の一軒家の予算にまとめています。

戸建ての条件が効く5つのポイント

ここからは、条件ごとに何が変わるのかを見ていきます。

まずは、いちばん大きく効く面積からです。

ポイント1 1階の床面積

面積は、金額にいちばん大きく効く条件です。

問い合わせる前に、自宅の1階が何坪かを調べておいてください。

これがわかっていれば、概算の精度が上がります。

単位にも注意してください。坪で見積もる業者と平米で見積もる業者があります。1坪はおよそ3.3平米なので、単位が違うまま単価を比べると、まったく違う結論になります。

調べ方は、このあとの自宅の面積を調べる方法で解説します。

見積書に書かれた数量が自宅の面積と合っているかも確かめてください。

違っていれば、その数字の根拠を聞いておきましょう。

面積が実際より大きく見積もられていれば、そのぶん金額も上がります。逆に小さすぎると、あとから追加になることがあります。どちらにしても、自宅の数字を持っておくと会話がかみ合います。

坪数は問い合わせの最初に聞かれることが多い項目です。

手元にあれば、電話でもその場で答えられます。

ポイント2 基礎の種類

2つ目が、家の基礎がどういう作りかという条件です。

床下の地面が土なのかコンクリートなのかで、処理の内容が変わります。

日本しろあり対策協会は、土壌処理と木部処理の両方を行うとしています。

参照:公益社団法人 日本しろあり対策協会「シロアリ防除の方法」

土壌処理は、基礎の内側や束石の周囲など、シロアリが通る恐れのある土壌を処理するものです。土の面が広い家ほど、この作業の範囲も広くなります。自宅がどちらの作りかは、点検のときに教えてもらえます。

基礎の作りは、選べる工法にも関わってきます。

床下に入れない家では、屋外に容器を埋める工法が候補になります。

工法の違いはバリア工法とベイト工法の違いで解説しています。

ポイント3 床下の高さと点検口

3つ目が、作業する人が動けるかどうかです。

床下が低い家では、同じ面積でも作業に時間がかかります。

点検口の位置や大きさによっても、入りやすさが変わります。

  • 点検口が何か所あるか
  • 点検口が収納の中にあるか
  • 配管や基礎で通れない区画があるか
  • 床下に湿気や水たまりがあるか

これらは図面を見てもわからない部分です。

電話やメールだけで正確な金額が出ないのは、この理由によります。

点検口が収納の中にある場合は、当日までに中身を出しておきます。

床下に入れない区画がある家では、その部分をどう扱うかを聞いてください。まったく処理できないのか、別の方法があるのかで話が変わります。見積書にその区画の扱いが書かれているかも確かめておきましょう。

この条件は、同じ坪数でも金額が変わる理由になります。

他社より高いと感じたときは、まずここを聞いてみてください。

ポイント4 玄関や浴室まわりの扱い

4つ目は、戸建てならではの処理箇所についてです。

玄関の土間は床下から入れないため、別に処理が必要になることがあります。

勝手口や土間収納も、同じ扱いになる場合があります。

浴室まわりも確認しておきたい箇所です。協会の資料では、新築の木部処理の対象として浴室回りや洗面所・台所などの水回りの木材が挙げられています。水を使う場所は、それだけ条件がそろいやすいということです。

見積書にこれらが含まれているかを確かめてください。

入っていない見積もりは、そのぶん安く見えることになります。

2社目に頼むときも、同じ範囲で出してもらいましょう。

ポイント5 増築した部分があるか

最後が、あとから建て増した部分の扱いです。

増築した部分は、床下がつながっていないことがあります。

その場合、点検口も別に必要になります。

増築の時期によっては、当時の防蟻処理の有無もわかりません。書類が残っていれば、点検のときに一緒に見せてください。もとの建物と増築部分で、施工した年が違うこともあります。

面積を伝えるときも、増築後の数字になっているかを確かめます。

古い図面のままだと、実際より狭い数字で伝えることになります。

あとから面積が違うとわかると、金額も変わってしまいます。

自宅の面積を調べる方法

1階の面積は、家にある書類から調べられます。

まずは、毎年届く書類から確かめる方法です。

課税明細書で確認する

固定資産税の納税通知書には、課税明細書が付いています。

そこに家屋の床面積が書かれています。

毎年届くものなので、手元に残っていることが多い書類です。

ただし、そこに載っているのは延床面積です。1階の面積が別に必要なので、そのまま伝えると数字がずれます。2階建てで階ごとの面積がわからない場合は、図面のほうを確認してください。

それでも、延床面積がわかるだけで話は進めやすくなります。

問い合わせのときに、階数とあわせて伝えれば概算は出せます。

平屋であれば、延床面積がそのまま1階の面積になります。

図面で確認する

より正確なのは、家の図面を見る方法です。

新築時に受け取った書類に、階ごとの面積が書かれています。

中古で買った家なら、売買のときに渡された書類の束を確認します。

  • 建築確認申請の書類
  • 間取り図や平面図
  • 建物の登記事項証明書
  • 売買のときに受け取った重要事項説明書

どれも見つからない場合は、点検のときに測ってもらえます。

その場合は、正式な見積もりが出るまで概算になります。

前回の施工の保証書が残っていれば、それも一緒に見せてください。

登記事項証明書は法務局で取得できます。手数料はかかりますが、階ごとの床面積が正式な数字で載っています。書類がまったく見つからないときの手段として覚えておいてください。

面積がわかれば、複数社に同じ数字で頼めるようになります。

ここがそろっていないと、比べる作業そのものが成り立ちません。

税の扱いを知っておく

戸建ての持ち主として、知っておくと役立つ扱いがあります。

まずは、被害が出てしまった場合の扱いからです。

駆除の費用は雑損控除の対象になる

すでに被害が出た家では、税の扱いが変わってきます。

国税庁は、シロアリによる被害を害虫その他の生物による異常な災害に該当するとしています。

そのうえで、修繕に要した費用と駆除するための費用は雑損控除の対象になるとしています。

参照:国税庁 質疑応答事例「シロアリの駆除費用」

根拠として挙げられているのは、所得税法施行令第9条の災害の範囲です。地震や火災と同じ枠組みで、シロアリの被害が扱われているということになります。戸建ての持ち主にとっては、知っておく価値のある扱いです。

ただし、この扱いが当てはまるのは被害が出た場合に限られます。

次に、予防の費用がどう扱われるかを見ていきます。

予防の費用は対象にならない

一方で、予防のための費用は扱いが違います。

同じ質疑応答では、事前に防止するための費用は対象とならないとされています。

応急的な措置に係る費用ではない、というのがその理由です。

注意したいのは、駆除と一緒に行う予防の費用も対象にならないとされている点です。被害が出て駆除を頼むとき、多くの業者は予防もあわせて行います。そのため、見積書で駆除と予防が分かれているかが意味を持ってきます。

つまり内訳が分かれた見積書をもらっておくことが大切になります。

合計だけの見積書だと、どこまでが対象かを示せません。

見積書の見方はシロアリ予防の見積もりの取り方にまとめています。

申告するときに必要なもの

申告を考える場合は、書類をそろえておきます。

金額の根拠になるのは、内訳のわかる見積書と領収書です。

施工報告書があれば、何をしたかの説明にも使えます。

国税庁のページには、この質疑事例は照会に係る事実関係を前提とした一般的な回答であり、具体的な取引に適用する場合には異なる課税関係が生ずることがあると注記されています。実際に申告する際は、税務署や税理士に確認してください。

この記事は扱いの枠組みを紹介するもので、個別の判断はできません。

それでも、知らずに書類を捨ててしまうことは避けられます。

被害が出た年の書類は、まとめて残しておいてください。

被害が見つかった時点の床下の写真も、あわせて保管しておくと状況の説明に使えます。施工の前後で撮ってもらえるか、点検のときに頼んでおいてください。あとから用意するのは難しい資料です。

予防だけを頼む場合は、この話は当てはまりません。

被害が出たときのために、頭の片隅に置いておく程度で十分です。

戸建てで見積もりを取るとき

ここまでの条件を、どう伝えるかを整理します。

まずは、伝える内容をそろえることからです。

同じ条件をそろえて頼む

戸建ての場合、伝える項目が多くなります。

だからこそ先に紙に書き出しておくと、社ごとにずれません。

次の内容を、どの業者にも同じように伝えてください。

  • 1階の床面積と延床面積、階数
  • 建てた年と、増築の有無
  • 前回の施工がいつだったか
  • 玄関や浴室まわりを含めるかどうか

とくに4つ目は、金額の差に直結します。

範囲がそろっていないと、安い高いの判断そのものができません。

社数は2社か3社で十分で、増やすほど比べにくくなります。

費用をかけずに1社目を確保する

比べるには、まず1枚目の見積書が要ります。

キャッツは調査と見積もりの提出まで費用がかからないと公式に記載しています。

築年数の条件も示されていないため、対象を調べる手間がありません。

項目内容
保証施工後5年間。期間内の発生は費用なしで防除施工
事業所全国25ヶ所(2026年1月現在)
使用する薬剤日本しろあり対策協会の施工方法に基づいた薬剤
保険施工に起因する事故に備えてPL保険に加入
調査・見積もり費用なしで実施
株式会社キャッツ公式サイトの記載をもとに作成(2026年8月時点)

くわしい条件はキャッツのシロアリ予防の料金で整理しています。

キャッツは調査と見積もりの提出まで費用がかからないので、1社目に置けます。

調査と見積もりは費用なし

戸建てのシロアリ予防を頼む相談先

最後に、どこに頼むかを整理します。

まずは、地域を問わず頼める窓口からです。

全国どこでも頼みたい場合

住んでいる地域を問わず頼みたいなら、全国対応の窓口が候補です。

シロアリ110番は全国47都道府県に対応し、受付は24時間365日です。

エリアや築年数の条件がないため、対象かどうかを調べる手間がかかりません。

公式サイトでは1平米あたりの単価が公開されており、簡易見積もりで目安を確かめられます。平米で示されているため、坪で考えている場合は換算してから比べてください。1坪はおよそ3.3平米です。

実際の評判はシロアリ110番の評判と口コミで整理しています。

シロアリ110番は条件を問わず受け付けているので、まず1枚取れます。

全国47都道府県に対応

関西で10年保証を選びたい場合

1階の床面積で料金が決まる業者もあります。

テコラは1階の床面積を10坪ごとに区切った定額プランを公開しています。

ただし対象は、関西の2001年以降に建築された戸建て住宅に限られます。

プラン1階の床面積通常価格(税込)
Sプラン1坪〜9坪95,700円
Mプラン10坪〜19坪129,800円
Lプラン20坪〜29坪198,000円
XLプラン30坪〜39坪231,000円
株式会社テコラ公式サイトの施工料金表より(2026年8月確認)。1階床面積が40坪を超える場合はXLプランに超過分が加算されます

料金の内訳はテコラのシロアリ予防の料金で整理しています。

テコラは電話番号の入力なしで概算まで進めるので、条件が合うかを先に見られます。

条件と金額をその場で確認

一軒家のシロアリ予防費用についてよくある質問

最後に、戸建ての費用についてよく出る質問をまとめました。

Q
延床面積と1階の面積、どちらを伝えればいいですか?
A

床下の作業が中心なので、1階の床面積を伝えてください。

わからない場合は、延床面積と階数をあわせて伝えれば概算は出せます。

詳しくは金額を左右するのは床下の広さで解説しています。

Q
平屋のほうが金額は高くなりますか?
A

同じ延床面積なら、平屋のほうが床下が広くなります。

そのぶん作業する面積も増えるという関係です。

詳しくは平屋と2階建てで金額が違う理由をご覧ください。

Q
シロアリの駆除費用は確定申告で控除できますか?
A

国税庁は、修繕に要した費用と駆除するための費用は雑損控除の対象になるとしています。

個別の判断は税務署や税理士に確認してください。

詳しくは駆除の費用は雑損控除の対象になるにまとめています。

Q
予防の費用も控除の対象になりますか?
A

国税庁は、事前に防止するための費用は対象とならないとしています。

駆除とともに行う予防の費用も同じ扱いとされています。

詳しくは予防の費用は対象にならないをご覧ください。

Q
増築した部分も見積もりに入りますか?
A

床下がつながっていないことがあるため、点検口が別に必要になります。

面積を伝えるときも、増築後の数字になっているか確かめてください。

詳しくはポイント5 増築した部分があるかで解説しています。

まとめ:1階の面積を調べてから頼む

戸建てのシロアリ予防で効いてくるのは、1階の床面積です。

延床面積で考えると、実際より広い前提で話が進んでしまいます。

面積は書類でわかりますが、床下の状態は潜らないとわかりません。

そのため、自分の家で出してもらった1枚が確かな材料になります。

1枚あれば、2社目は同じ条件にそろえて頼めます。

床下の傷みは考えている間も進むので、確かめるのが早いほど手は多く残ります。

シロアリ110番はエリアや築年数の条件がなく、受付も24時間365日です。

条件なしで相談できる
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