アサンテと農協の提携は本当?JA経由で頼むときの3つの注意点

業者を選ぶ

農協から紹介された業者だし、そのまま頼んで大丈夫なのかな…

この記事では、アサンテと農協の提携について解説します。

結論からお伝えすると、提携は事実ですが、農協の審査と工事の金額は別の話です。

アサンテは公式サイトで、JAを含む法人と提携していることを明らかにしています。

シロアリ業者を10社以上、公式サイトの記載だけで比べてきた立場から整理しました。

シロアリ110番は施工の単価を先に公開しているので、金額の目安を持ってから話ができます。

金額の目安を先に知る

結論:提携は事実。ただし農協の審査と工事の金額は別の話

最初に、この記事の結論をまとめておきます。

まずは、農協が何を見て紹介しているのかからです。

農協が見ているのは会社の信用度

アサンテは公式サイトで、パートナーについてこう説明しています。

工務店・建物管理会社・JA・官公庁にもパートナーに選ばれているという記載です。

つまり、農協との提携そのものは事実として確かめられます。

紹介の前提になっているのは、会社としての信用度です。上場しているか、法令を守る体制があるか、といった部分が見られます。見ているのは会社の姿勢であって、個々の家の工事金額ではありません。

農協が紹介しているという事実は、会社選びの安心材料になります。

知らない会社をゼロから調べる手間が省ける、という意味では確かに助かります。

実際、業者選びでつまずく人の多くは、そもそもどこに頼めばいいかがわからない段階にいます。

どこに頼めばいいか分からなかったから、声をかけてもらえて助かった面はあるんだよね

ただしそれは、会社が信用できるという意味までです。

金額の妥当性は別で確かめる

提携があっても、工事の金額は家ごとに決まります。

アサンテは公式サイトで料金表を公開していないため、事前に目安を持てません。

公開されているのは、施工面積と施工内容で変わるという決まり方だけです。

農協の紹介だから金額も適正のはず、と考えてしまうと確認が甘くなります。提携が保証しているのは紹介できる会社かどうかであって、見積書の中身までではありません。ここは切り離して考えてください。

金額が妥当かどうかは、別の見積もりと並べないと判断できません。

会社への安心と、金額への納得は、分けて手に入れる必要があります。

片方だけで契約してしまうと、あとから「他はいくらだったんだろう」という気持ちが残ります。会社は農協の紹介で確認できているので、残っているのは金額の確認だけです。やることは1つに絞られていると考えてください。

裏を返せば、確かめる項目は金額だけに絞り込めています。

全部を一から調べ直す必要はありません。

迷ったときの進め方

やることは、その場で決めずにもう1枚見積もりを取るだけです。

アサンテの見積もりを持ったまま、別の窓口でも出してもらいます。

2枚そろえば、金額も工事の範囲も自分で比べられます。

農協の紹介を断るようで気が引けるかもしれません。ただ、比べたうえで選んだほうが、頼む側も気持ちよく任せられます

シロアリ110番は迷っている段階でも呼べて、見積もりを見てから判断できます。

まず2枚目を手元に置くところから始めてみてください。

2枚目を手元に置く

そもそもアサンテと農協の提携はどういう仕組みか

ここでは、提携がどんな関係なのかを整理します。

まずは、指定業者という立場から見ていきます。

JAの指定業者として選ばれている

農協は地域の組合員とのつながりが深い組織です。

そのため、紹介する業者には一定の審査を行っています。

アサンテ側も、JAを含む法人と提携していることを公式に記載しています。

農協が紹介している業者なら安心、と感じる人が多いのは、この審査と地域とのつながりが背景にあります。ただし審査は主に会社の信頼性についてのもので、あなたの家の工事金額を決めるものではありません。

紹介の経路が信用できることと、金額が妥当であることは別々に確かめます。

順番としては、会社の確認が先に済んでいる状態だと考えてください。

農協が確かめているのは、組合員に紹介しても問題のない会社かどうかです。会社の規模や法令を守る体制は見られますが、工事の技術力や、個別の見積もりの中身までを審査するものではありません。

農協の審査は、組合員に迷惑がかからないかという観点で行われるものです。

だからこそ、金額の確認だけは自分の側に残ります。

支払いを農協経由にできる地域もある

地域によっては、支払いを農協の窓口経由にできる場合があります。

普段から農協を使っている人にとっては、支払い先がなじみのある窓口になります。

手続きのしやすさという点では、たしかに利点があります。

ただしこれは支払い方法の話です。窓口が農協になっても、工事そのものの金額が下がるわけではありません。取り扱いは地域のJAによって違うため、対応しているかどうかは地元の窓口で確認してください。

支払いが楽になることと、金額が安くなることは別の話です。

農協経由で払えるからと安心しきらず、金額は別で見比べる意識を持っておきましょう。

提携は金額まで保証するものではない

提携について、いちばん誤解されやすいのがこの部分です。

農協が保証しているのは、あくまで紹介できる会社かどうかの部分です。

見積書に書かれた金額そのものを農協が査定しているわけではありません。

農協が紹介してるなら、金額も見てくれてると思ってた…

紹介だから金額も正しいはず、と思い込むと確認が甘くなります。

提携の安心感と、金額の妥当さは切り離して確認してください。

アサンテという会社そのものの評価はアサンテの評判でくわしく整理しています。

地域のJAによって取り扱いが違う

ひとくちに農協といっても、全国で同じ運用をしているわけではありません。

JAは地域ごとの組織なので、提携の有無も案内の仕方も地域差があります。

隣の市では案内が来るのに、自分の地域では聞いたことがない、ということも起こります。

広報誌に折り込みが入る地域もあれば、窓口で聞いてはじめて知る地域もあります。取り扱いがあるかどうか、支払いを農協経由にできるかどうかは、地元のJAに直接確認するのが確実です。ネットで見つけた他地域の情報を、そのまま自分の地域に当てはめないでください。

また、同じJAでも年度によって提携先が変わることがあります。

以前に聞いた話が今も同じとは限らないため、そのつど確認するのが安全です。

いずれにしても、確認できるのは経路までです。

農協経由で頼むときの3つの注意点

ここからは、実際に話を進めるときに確かめたい点をまとめます。

1つ目は、考え方の整理からです。

注意点1 紹介と金額の妥当性を分けて考える

農協の紹介という経路は、会社選びの手間を減らしてくれます。

その一方で、比べる相手がいないまま話が進むという状態にもなりやすいところです。

自分で探した場合なら自然に出てくる2社目が、出てこなくなります。

紹介で話が始まると、すでに選び終わったような感覚になります。ただし実際に選ばれているのは会社までで、金額はこれから決まります。会社の確認は済んでいる、金額はこれから、と分けて考えると整理しやすくなります。

紹介のおかげで省けたのは、会社を探す手間です。

金額を確かめる手間までは、省けていません。

紹介のありがたさは、会社を探す時間が浮くことにあります。その浮いた時間を金額の確認に回せば、両方の安心が手に入ります。手間が減ったぶんを、別のところに使うイメージです。

時間の使いどころを変えるだけで、確認の質は上がります。

急いで決めなければならない事情がないなら、なおさらです。

注意点2 見積書の内訳を出してもらう

見積書を受け取ったら、まず内訳を確かめます。

工事一式でまとめられた1行だけになっていないかを見てください。

項目ごとに分かれていれば、どこに何がかかっているかがわかります。

シロアリの工事のほかに、湿気対策や基礎まわりの工事が一緒に入っていることがあります。1つにまとまっていると、どれがいくらなのか見えません。分けてもらえば、今すぐ必要なものとそうでないものを選べます。

内訳は、他社の見積もりと行を突き合わせるときにも必要になります。

契約前に確認したい項目はシロアリ予防の契約前に確認すべき7項目にまとめています。

注意点3 その場で決めずに持ち帰る

見積書をもらったら、いったん持ち帰ります。

その場で結論を出さずに検討する時間は、消費者として当然に認められているものです。

紹介された業者だからといって、即決する義務はありません。

点検のあとに床下の写真を見せられると、判断を急ぎたくなります。写真は事実ですが、今日決めなければいけない理由にはなりません。シロアリの進み方は日単位で変わるものではないため、数日は十分に確保できます。

持ち帰ると伝えたときの反応も、よく見ておいてください。

落ち着いて待ってくれる会社なら、あとの付き合いも安心できます。

農協経由と自分で探して頼む場合の違い

2つの頼み方には、それぞれ違った性質があります。

まずは、農協経由の良いところからです。

窓口が農協になることの良さ

農協経由で特にわかりやすい利点は、相談先が近いことです。

地元の窓口があるので、何かあったときに顔の見える相手がいるという安心感があります。

普段から付き合いのある組織なら、話も切り出しやすくなります。

項目農協経由自分で探す
会社を探す手間かからない自分で調べる
相談の窓口地元の農協業者に直接
比べる相手出てきにくい自然に複数出てくる
支払い方法農協経由にできる地域もある業者ごとの方法

会社を探す手間が省けるのは、忙しい人にとって大きな利点です。

その手間が省けたぶん、金額の確認に時間を使えます。

比べる相手がいなくなりやすい

一方で気をつけたいのが、選択肢が1つになりやすいことです。

紹介された時点で会社選びが終わったように感じるため、他を探す動機が薄れます。

これは農協に限らず、知人の紹介でも同じことが起きます。

紹介そのものが悪いわけではありません。ただ、紹介で話が始まると比較の工程が抜け落ちやすくなります。抜け落ちたことに気づかないまま契約まで進むと、あとから「他はいくらだったんだろう」と気になります。

2枚目を取ること自体は、紹介してくれた相手への失礼にはあたりません。

むしろ、比べたうえで選んだほうが納得して任せられます。

組合員でなくても頼めるのか

農協の組合員でない場合でも、アサンテには直接申し込めます。

提携はあくまで紹介の経路の一つだからです。

組合員かどうかで、工事の内容が変わるわけではありません。

組合員でない方は、そもそも農協経由という選択肢を取らなくても問題ありません。直接申し込んでも、比べる相手は自分で用意する必要があります

組合員向けの案内が来るかどうかに違いはありますが、工事そのものは同じです。

どちらの経路でも、金額を確かめる手順は変わりません。

紹介があってもなくても、2枚目を取るところは同じです。

アサンテという会社を公式情報で確かめる

紹介の経路とは別に、会社そのものも確かめておきます。

まずは、会社の身元からです。

東証プライム上場で情報が公開されている

アサンテは1973年に設立された会社です。

東京証券取引所プライム市場に上場しており、証券コードは6073です。

決算の数字も公開されているため、外から確認できます。

項目内容
商号株式会社アサンテ
設立1973年(昭和48年)
上場東証プライム市場・証券コード6073
本社東京都新宿区新宿1丁目33番15号
施工体制自社施工(下請けを使わない)
料金非公開(施工面積と施工内容で決まる)

農協が紹介先に選んでいる背景には、この確認しやすさがあると考えられます。

大手3社の違いは大手シロアリ業者の比較で整理しています。

保証期間内は年1回の点検がある

アサンテは保証期間内の年1回の定期点検を行っています。

工事をして終わりではなく、その後も見に来る仕組みです。

築15年以下で被害が進んでいない家には、5年保証の予防プランもあります。

保証の年数が同じでも、その間に何回来てもらえるかで中身は変わります。他社と比べるときは、年数だけでなく点検の回数まで並べてください。点検の費用も工事の金額に含まれています。

保証と点検まで含めて比べないと、金額だけの比較では判断を誤ります。

口コミや料金の詳細はアサンテの評判にまとめています。

金額を確かめるならシロアリ110番で2枚目を取る

最後に、2枚目をどこで取るかを整理します。

まずは窓口の選び方からです。

単価を先に公開している

2枚目は、料金を先に公開している窓口を選ぶと比べやすくなります。

見てもらう前から、金額の目安を持てるためです。

シロアリ110番は施工の単価と最低金額を公式サイトに出しています。

項目内容
サービス名シロアリ110番
運営会社シェアリングテクノロジー株式会社(東証上場・証券コード3989)
料金プラン(税込)シロアリ駆除 1,320円/㎡
66㎡以下のご依頼は一律88,000円
対応エリア全国47都道府県
受付時間24時間365日
保証施工後最長10年(加盟店により期間・内容が異なる場合あり)
公式サイト公式サイトはこちら

先に目安があると、出てきた見積もりが妥当かを自分で確かめられます。

くわしくはシロアリ110番の評判・口コミで整理しています。

同じ条件で並べられる

2枚を比べるときは、条件をそろえることが大事です。

床下の広さも工事の範囲も違う見積もりを比べても、判断の材料になりません。

アサンテの見積書の内訳を手元に置いたまま、同じ範囲で見てもらいます。

  • 同じ範囲の工事で、金額にどれくらい差があるか
  • 保証の年数と、その間の点検の回数
  • シロアリ以外の工事が含まれていないか
  • 追加料金が発生する条件が書かれているか

シロアリ110番は運営会社が加盟店との間に入るので、条件をそろえて頼みやすくなります。

金額の決まり方はシロアリ予防の費用相場でも解説しています。

同じ条件でもう1枚

アサンテと農協の提携についてよくある質問

最後に、この話題でよく出る質問をまとめました。

Q
アサンテと農協の提携は本当にあるのですか?
A

アサンテは公式サイトで、JAを含む法人と提携していることを記載しています。

地域のJAによって取り扱いは異なります。

仕組みはアサンテと農協の提携はどういう仕組みかで解説しています。

Q
農協経由だと工事の金額は安くなりますか?
A

提携は紹介の経路であって、金額を下げる仕組みではありません。

支払いを農協経由にできる地域もありますが、それは支払い方法の話です。

くわしくは支払いを農協経由にできる地域もあるをご覧ください。

Q
組合員でなくてもアサンテに頼めますか?
A

組合員でなくても、アサンテに直接申し込めます。

組合員かどうかで工事の内容が変わるわけではありません。

くわしくは組合員でなくても頼めるのかで解説しています。

Q
農協の紹介を断ったら気まずくなりませんか?
A

見積もりを持ち帰って比べることは、断ることとは違います。

比べたうえで選んだほうが、頼む側も納得して任せられます。

考え方は比べる相手がいなくなりやすいにまとめました。

Q
見積もりは何社から取ればいいですか?
A

2社そろえば、金額と工事の範囲を比べられます。

数を増やすより、同じ条件でそろえることのほうが大切です。

そろえ方は同じ条件で並べられるで解説しています。

まとめ:提携は安心材料の一つ。金額は2枚並べて決めよう

アサンテと農協の提携は、公式サイトの記載から事実と確かめられます。

紹介の経路として、会社を探す手間を減らしてくれるのは確かです。

ただし農協が見ているのは会社までで、金額は自分で確かめる必要があるという点は変わりません。

やることは、見積書を持ち帰ってもう1枚取るだけです。

難しい知識も、かけひきも要りません。

紹介してもらった安心感はそのままに、金額だけもう1枚取って確かめようかな

2枚を並べた記録は、家族に説明するときの材料にもなります。

シロアリ110番は単価を先に公開しているので、条件をそろえて比べやすくなっています。

見積書を手元に置いたまま、同じ範囲で見てもらうところから始めてみてください。

並べて比べる
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